1977年発行の絵本「100万回生きたねこ」。
仏教の輪廻のように、いくつもの人生を生きたとらねこの一代記がまとめられています。
色々な飼い主ととらねこの関係性、
のらねことして手に入れた自分自身の人生、
白いねことの出会い、そして・・・別れ。
読み手の経験や心の状態などにより、読後感は変わってきそうです。
私の場合は、自分の人生を生き切ることの大切さを教えてもらったように感じました。
誰と一緒にいても
どんな場所でどんな状況にあったとしても
自分の人生を生き切れているか、
意味のある人生を送れているのか。
短いストーリーの中には、大人になった今だからこそ分かる学びがたくさん詰まっていました。
まだ読んだことのない方も、子供も頃に読んだことのある方も
大人になった今、改めて読んでみてはいかがでしょうか。
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