バタフライ効果(Butterfly Effect)を引き起こそう。

バタフライ効果(butterfly effect)という表現は、気象学者のエドワード・ローレンツが1972年にアメリカ科学振興協会で行った講演のタイトル"Predictability: Does the Flap of Butterfly's Wings in Brazil Set Off a Tornado in Texas?"(予測可能性:ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか?)に由来すると考えられている。(以上、wikipediaより)

 

要するに、「遠く離れた場所の小さな動きでも、後に想像もしなかった大きなうねりとなる可能性がある」ことを表現する言葉である。

 

翻って、私達の日常生活について考えてみる。「あの時こうしておけば良かった・・・」「どうして〇〇しなかったんだろう」と振り返って後悔することがある。一方で、将来のことについては、「こんなことやっても変わらないな~」とか、「面倒だから、まぁいっか」などと思い留ってしまうこともある。どちらも、ついつい陥りやすい考え方である。

 

しかし、毎日たった数分でもいいから、自分にとって気になること、興味のあることを続けていったら、1年後には違いが生じてくるのではないだろうか。今いる場所から踏み出せたら、5年後、10年後には大きな可能性が開けてくるのではないだろうか。

 

過去を振り返りながら生きるのではなく、未来を見据えて進んでいく。小さな一歩でいいから、とにかく踏み出してみる。その一歩が、いつか振り返ってみた時に、自分の人生を開くこととなった大切な瞬間であったと感じられるように。

 

自らの一歩で、バタフライ効果を引き起こしてみませんか。