・なんで自分ばかりが損をするの?
・どうして私ばかりが、こんな目に合わなくちゃいけないの?
・〇〇さんも△△さんも誰も分かってくれない、ヒドすぎる!!
最近、自分の不幸を嘆いたことはありますか?
損ばかりしていると感じたことはありますか?
人間関係など日常生活のひとコマはもちろんのこと、政治・経済から世界平和に至るまで、ネガティブな感情を引き起こす要因は、あちらこちらに潜んでいます。そして、その場を通りかかったあなたを捉えようとしています。
そうした要因に囚われてしまうと、「そのこと(その人)」から頭が離れなくなります。
どうして、どうして、どうして???
怒りや哀しみ、苛立ちなどの辛い気持ちが湧きあがり、「そのこと(その人)」について考えないようにしても、完全に排除することは出来ません。同時に、誰も分かってくれないという孤独感も感じるようになり、ネガティブな感情の渦に飲み込まれてしまうかもしれません。まさに「囚われた状態」です。「そのこと(その人)」に焦点が当たり、周囲が見えなくなっているのです。
そのような「囚われた状態」を避けるために出来ること。そのひとつの方法は、視点を変え、視野を拡大することです。
まずは、軽く目を閉じて、大きく深呼吸をしてみましょう。
次に、「そのこと(その人)」の傍らにいる自分が、まるで鳥のように空高く上昇していく様子をイメージしてください。
(実際に両腕を広げて翼の形にしてみると、より効果が期待出来ます)
「そのこと(その人)」から離れるにつれて、「そのこと(その人)」はどんどん小さくなっていきます。
更に上昇してみましょう。
どんな景色が見えますか。
まだ、「そのこと(その人)」は見えていますか。
もしまだ見えるようでしたら、更に上空へ上昇してみましょう。
どんな景色が見えてきましたか。
いま、どんなことを感じていますか。
ゆっくり呼吸をしながら、吐く息とともにネガティブな感情が体から抜けていく様子をイメージしてみましょう。
ネガティブな感情は風に乗って、あなたの体から抜けて無くなっていきます・・・。
さぁ、景色全体を味わってみましょう。
目の前に見える景色だけでなく、前後左右上下全ての空間を感じてみましょう。
風は吹いていますか。
温度感はどうですか。
何か音は聞こえますか。
いま、どんなことを感じていますか。
もう一度大きく深呼吸をして、新鮮な空気を吸い込みましょう。
あなたの体は新たなエネルギーで満たされ、目の前には大空が広がっています。
あなたは自由です。あなたの心は今自由になっています。
さて、どこに向かって飛んで行きましょうか?
コメントをお書きください