昨夜転倒して後頭部を打った。
痛みも吐き気もないけれど、冷たいような何とも言えない違和感を感じて、念のため病院へ。
まずは状況を説明。そのまま、CT検査を受けることになった。
ヨード系の造影剤にアレルギーがあるため、担当の看護師さんに確認。既に問診票をチェックしてくれていたようで、「造影剤は使わないからアレルギーの心配はないですよ~」とのこと。適度な距離感を保ちながら、ちょっとした不安や疑問に適格に対応してくれる。付き添ってもらえて、かつてない安心感を覚えた。
検査写真は専門医が確認してくれるとのことで、結果を聞けるタイミングがやや微妙な感じであった。とりあえず、夕方電話を入れて、結果が出ていたら今日、出ていなければ明日また伺うこととなった。
夕方電話を入れると、結果は既に出ているとのこと。すぐに病院を再訪、内科の先生から専門医の診立てについて説明を受けた。写真の様子からは、全く問題ないだろう、とのこと。丁寧に説明してくださり、本当に安心した。
会計を待ちながら長椅子に座っていた。緊張が抜けて、すっかり脱力していた。そんな時、「こんにちは~」と声を掛けてきた人がいた。見上げると、CT検査の時に担当してくれた看護師さんが、にっこり笑って立っていた。
「あ、こんにちは。昼間は有難うございました!先程先生から検査結果を伺って、問題なかったことが分かってホッとしているところなんです。本当にお世話になりまして・・・。」
やさしい看護師さんのお顔を拝見して、安堵感がドッと出てきた。
そんな私に看護師さんは癒しのオーラ全開で接してくれている。
「結果が間に合うかなって気になっていたんだけど、4時15分ぐらいに結果出たってメモが来てたから、間に合って本当に良かったなって思ってたのよ~。」
今まで色々な看護師さんとお話しすることがあったけれど、こんなに特別な癒しのオーラを持った人はいなかった。痛みや辛さ、不安などを抱えてくる患者さんが多い場所なだけに、素敵な看護師さんがいるのは本当に素晴らしいこと。決められた作業をきちんと進めるだけでなく、人としての接し方、コミュニケーション方法などによって、こんなにも患者を安心させられる人がいるのだな~と感じ入ってしまった。
ひとしきり話した後、彼女が一言。
「私の事、覚えていてくれたのね。」
思わず私も一言。
「もちろんですよ!こんなにやさしくして貰って、忘れるわけないじゃないですか^^」
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