中国語で「洛神花」、日本では「ローゼル」。クリーム色の花が咲く植物の、萼(がく)などの部分が肥大して赤くなったものが、写真のローゼル。
高知竜馬空港の空飛ブ八百屋さんでこの商品を見つけた時には、一体これって何?と思いました。南国フルーツを思わせるような不思議な形、毒々しいぐらいの色合い。フルーツ?それとも野菜?とっても気になって、お店の方に聞いちゃいました。すると、「お湯を注いだり煮出したりすると、ハイビスカスティーになるんですよ。美味しいですし、利尿効果とかもあります。」とのお答えが。乾燥状態の葉っぱ(?)にお湯を注いでハイビスカスティーとして飲んだことはあるものの、生の状態からは試したことがありません。そもそもローゼルなるものを見たのが生まれて初めてだったのですから!
ということで、早速購入。自宅に戻り、小鍋で煮出してみることにしました。透明な水の中に赤いローゼルが3つ。温度が上がり始めると、徐々に赤い色が広がっていきます。深紅というよりも、赤紫がかった感じの色で全体が満たされていきます。そして、萼から全ての色素が出て、萼自体が透明になったところで火を止めて、カップにハイビスカスティーを注ぎました。
一口飲むと、ほど良い酸味が口の中に広がります。ガラスのカップにしたので色鮮やかな様子に目が奪われます。お店のお姉さんが教えてくれたように、おそらく蜂蜜を入れて飲んでも美味しいことでしょう。素敵な音楽をかけて、時間をかけながら、大切な人と一緒に味わうローズヒップティー。とても贅沢な時間を過ごせたことに、感謝の気持ちで一杯になりました♡
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