銀歯をセラミックに変えてみようかな。。って、急に思い立ちました。子供の頃、奥歯が虫歯になった時、実家の近くの歯医者さんが銀歯をかぶせてくれたところ。大きな口を開けて笑うと、下の奥歯が銀色に光っているのではないかと、ずっと気になっていました。
本日、近所の歯医者さんに行ってみました。
私「銀歯をセラミックに変えたいんです。見た目が銀色ではなくて、自然に見えるように。」
先生「分かりました。それでは、麻酔を打ってから始めましょう。」
おおっと。麻酔をかけるほどの大事だったの?!と、ちょっとひるみました。パカッと銀の被せものを剥がして、上からセラミック乗せる感じかな~なんて、軽く考えていたものですから。
先生「ちょっとチクッとしますよ~」
私「ひゃい(←口開けたままで滑舌が悪い)」
ぐっとカラダに力を入れた瞬間、注射の針が歯茎にささりました。ぐい~っと奥までめり込んでいきます。ううう・・・。ここは我慢です、あと少しで終わるはずです。
・・・って。あれ、ちょっと待ってくださいよ。今、上の歯茎に注射しましたよね???
そうなんです、笑った時に見える下の歯だけ治そうと思っていたのですが、どうやら先生は上下全ての銀歯をセラミックにしていく勢いです。まずは上の奥歯から、といったご様子。どうしたものかと思いましたが、上に続いて下の歯茎に同じタイミングで麻酔を打つことは難しいかも?と思い直しました。何か言って、気まずくなるのもナンですし。結局、何も言わずに、お任せすることにしました。そして、銀の被せものを剥がすために、キーンという音が治療室に響き渡りました。
先生「あれれ。意外なところに、虫歯が出来てたねぇ。」
私「・・・???!!!」
そうなんです。銀の被せものを剥がしてみたら、虫歯が出てきたのです。もし、下の銀歯をセラミックに入れ替えて欲しいと具体的に伝えられいたら、掘り返すことはきっとなかったであろう歯に虫歯を発見。結果的に、きちんと治療することが出来ました。
最初は、自分の説明力不足や不運を嘆いていたけれど、思わぬ発見が出来て、かえって良かったと思っています。悪いことばかりじゃない、良い方向に進めることもあるのだと、一連の展開に感謝している次第です。
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