何かを得たいなら、何かを捨てよう

NHK連続テレビ小説「まれ」。東京生まれ、能登育ちの女の子「希(まれ)」は、パティシエを目指して上京。横浜のフランス菓子店「マ・シェリ・シュ・シュ」のケーキに一目惚れし、一か月の試用期間をもらって修行を開始する。

 

シェフパティシエの言葉のなかで、心に残った言葉をひとつ。

「何かを得たいなら、何かを捨てろ。そうしなくても済むのは、ほんの一握りの天才だけだ。俺はそうやって世界一を目指してきた。」

 

世界一を目指すような大きな夢であっても、日常生活のより小さな一場面であっても。何かを手放すことで、新たな何かを手にすることが可能になる。部屋の中に物理的に溜め込んでいる雑多なもの、いつか着ると思ってしまっている洋服、何となく続いている人間関係など。今一度見直し、手放してみたらどうだろう。そこには、自分の想像を超える、新たな世界が待っているはず。