あなたの心の中にあるものを見つけよう

GW最終日にアニメ「ガラスの仮面」を見た。場面設定やセリフは原作コミックと同じ。本日の放送は、月影先生による紅天女の試演が終わったあたりまで。

 

試演終了後、マヤと亜弓は梅の谷の入り口あたりで、月影先生の元付き人である源造さんに会う。彼は梅の谷に渡るためのつり橋に松明で火をつけ、燃やしてしまう。そして、二人に月影先生からの言葉を伝える。

『千年の梅の木の精が住むという梅の谷は、もうこの地上にはありません。亜弓さんとマヤさんの心の中にだけ、神秘の谷はある。そこには紅天女が住んでいる。あなた方の紅天女が。紅天女はすでにあなたの中にある・・・』

マヤと亜弓はこの後、それぞれの紅天女を見つけるために稽古に励んでいく。

 

放送を観ながら、プラトンのイデア論、洞窟の比喩を思い出した。自分の心の中にあるもの、自分が真実だと思っていること、自分は何を拠り所にしていきたいのか。色々考えることの多いGWであった。


洞窟の比喩については、NHKの番組「100分de名著」の解説が分かりやすい。YouTubeにアップされているので、是非どうぞ↓

 

https://www.youtube.com/watch?v=3nylI0o_RmY