『ガラスの仮面』の主人公マヤとライバル亜弓。
劇中劇「二人の王女」で発表された配役は、従来の二人のイメージと真逆のもの。
優雅で気品あるラストニアの第二王女アルディスの役柄が掴み切れないマヤ。
長年牢屋に入れられ復讐と野心に燃える第一王女オリゲルドの役柄に悩む亜弓。
二人はある日、マヤの友人麗の言葉「環境が人をつくる」をきっかけに
互いの生活を入れ替えることを思いつく。
週末、久し振りに『ガラスの仮面』を読んだ。
開始から40年近く経過も、その魅力は全く褪せていない。
初めて読んだ時、麗の言葉は「習うより慣れろ」みたいな意味かと思った。
ある環境に身を置けば、それにふさわしい振る舞いが出来るようになると。
今改めて読んでみて、単純に慣れるということだけではない・・・と感じている。
深いです、『ガラスの仮面』。
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